「かわごえカフェ」発見シートでいただいたご意見・ご感想(2011年2月19日)

 2011年2月19日に東洋大学川越キャンパスで行われた かわごえ環境フォーラム「すみたい街 かわごえカフェ 〜みんなで語ろう環境・福祉・観光など〜」において、参加者に「発見シート」を配付して、かわごえカフェ全体及び「環境」「福祉」「観光」「教育」「安全」と5つのサブテーマに関するご意見、ご感想をいただきました。ありがとうございました。これらすべての内容を一覧できるように、このページに掲載します。なお、内容を変更せずに記入しています。かわごえカフェの報告は、月刊かわごえ環境ネット3月号及び4月号に掲載されていますので、そちらもご参照ください。

<参考資料(PDF)>

「かわごえカフェ」発見シートでいただいたご意見・ご感想

<感想>


  1. 初めての参加で、大変不安で重荷に感じるカフェでもありましたが、教育・環境のテーブルともに楽しくディスカッションできました。日ごろ男性(夫以外)と話をすることもありませんので、大学院生やそれぞれ活動していらっしゃる(リタイアされた方)方々との話し合いは良かったです。子供たちの10年、20年、30年を見据えて育てることは意義深いことで(記憶を次世代に伝える)あると思う。

  2. はじめは緊張しましたが、自己紹介が終わるとリラックスして自分なりの意見も話せました。今後も目的を持ったテーマで皆さんと話し合うといろいろな意見もでて有意義な時間となります。

  3. 現役の学生さんとご一緒させていただき、楽しい時間でした。やはり人とのかかわりの中で、各問題などについて話し合うことは大切だと思いました。若い方々の発想が生かされていく環境ができるとよいと思う

  4. 意識の高い人たちと、人と人とが問題をテーマを持って話し合うから絆が生まれて、ヒントをいただけた事が良かった。この対話を通して、人が不安を持ってしまうのは、先が見えないことが不安になっている。人と人が繋がっていける子供から老人がともに話しあえるたまりば(カフェ)が必要であり大切だと思います。

  5. 住みたい、住みやすい街づくりは、何をしてほしいということだけではなく、住民の力でつくれるものではないかと感じた。

  6. かわごえカフェ形式の対話を他の会合でやってみたい

  7. 福祉、環境、教育、観光・・・・色々な人々のつながりが大切。そのつながりとは「会話」とか「笑顔」これが心のケアにもなる

  8. 川越市も高齢化しています。また反面、大きな大学もあって若い人もたくさんいます。ひとりぼっちの人が増えてきた感じがしますが、皆で声をかけ合って、無表情は人がいなくなる街であってほしいと思います。助ける人も、助けてほしい人も肩に力をいれずに声をかけあえるといいなと思います。川越市内に各所いくつか常設のかわごえカフェを作ってはどうでしょうか?

  9. 持続可能なすみたい街にする「環境」と「福祉」をつくるためにいろんな方(関心のある方のあつまり)の意見が聞けてよかった。特に印象に残ったのは、「転んだ子供・老人」に「大丈夫!」と笑顔で声かけできる街に・・・。具体的な方法・実践例として、1、若者とともに住めるマンションなど・・・人の気配がする隣組や若者は高齢者に声かけすることで割安になったり花作り、菜園つきマンション。2、若者と高齢者とともに会える「コミカフェ」でコミュニケーションの場をつくる。仕組みづくり(料理教室つきの公民館)

  10. 声のかけあい、ご近所への心配りが大切。地域コミュニティの力が住んでいて良かったことを実感する。それがボランティア活動、助け合いにつながる。行政にたよらず、自立し自ら楽しむ川越にしていこう!

  11. 街をいきいきとするには、「コミュニケーション」が重要。教育によってコミュニケーション能力を高める工夫をしていくことが必要。安全は市民のコミュニケーションが基本となる。観光においても、川越の歴史をゆったりと堪能していただく滞在コミュニケーション型観光をめざしていく

  12. すばらしいカフェと情報を取り入れた研究ができました。大変良い学習も心の中に生かされたく、今後も活動に努力いたしたく思います。

  13. 初めての試みでよかった。キーワードは「自己責任」 賞味期限、消費期限に頼りすぎる生活に慣らされてしまった。価値観の喪失、自分の生活体験から判断する能力を養いたい。それには、子供のときから経験として学ぶものなので、そうした社会を作りたい。そうした環境を作り出すのがわれわれの責務かと思うが、楽しみながら見つけられたらいいと考える。

  14. 多くの人の意見を聞ける良い機会でした。今後の自分にとって参考になります。良いところも悪いところも参加者は川越のことをよく考えていると思いました。

  15. 自分の価値観をしっかり持った人間の育成が根本。自立した人間が種々の面でコミュニティーを持つことがその次。自然に帰ること(自然の営みとかかわる)がひとつの道筋

  16. 初めてかわごえカフェに参加しました。皆さんのお話がきけてよかったです

  17. 4人でのグループでテーブルを囲んでの話し合いはとても有意義な時間で、ある程度本音で聞けて発言もできたと思います。人とのかかわりを大切に!

  18. 参加者の方たちは、みなさん今日の世の中のあり方ー教育・政治ーに不満や不安をもっていることを感じた

  19. "すみたい街は、お互い共に笑顔と「ありがとう」を大人から実践できること。

  20. お互いに否定のない提案や会話のこのカフェは大変楽しい場でした。"

  21. 他者とふれあいをもてる場やふれあおうとする心のあり方を少しずつつくっていければ・・・。おとなも子供も、いろんな立場やハンデを超えて繋がりたいね。"生きる力"をもって子供たちが生きることができる支えをみんなでつくっていきたいね。

  22. 住んでいる街を愛して、その良さを知る。そしてそれを伝えていくことが大事。基本的なことですが、そんなことに気づかされました。

  23. "1.情報の共有、発信することの重要性 2.行政と企業の連携を計ること この2つは難しいことではあるが、これらに対し、市民が前向きにとらえることが大事だと思います。

  24. かわごえカフェは、毎回ゼロからのスタートであることは、市民(参加者)への配慮であると思います。知識を増やす機会である。"

  25. やっぱり、昔がならの縁側、隣組のプラス部分で復活させたいと思った。「ありがとう」という言葉、お互い様で相手のことを思いやれる人に。次世代が生きていけるように。

  26. いろいろな人と話し合えたのは非常に良かったです。もう少し狭い範囲での話し合いがよかったのではないかと思います。

  27. 年齢、職業、性別関係なく皆さんと初めての対話をしてとても川越に住んでいる自分が幸せを感じたひと時でした。

  28. 「教育」「安全」「福祉」などいろいろな分野があるが、共通して「人とのつながり(近所づきあい)」が重要である。「人とのつながり」を向上していくためには、基本的ではあるが、日ごろの挨拶が大切である。

  29. 似た考えの方が多いのに関心しました。・積極的に行動したい ・問題意識が高い ・地域コミュニティの大切さに気づく ・他責にしない考え

  30. いろいろな方とフランクに会話ができたことが良かった。

  31. 4人なので、とても気軽に意見交換ができ、このような対話形式はとてもよかった。

  32. ・自分の毎日の活動(仕事)の外の方達との話で皆同じような考えをもっているのだと思いました。 ・"自分の事をわかってほしい"と思っている方も大勢いるようなので、"発散"できる場所は必要だと思う。 ・川越市街から少し離れた所では高齢化が思いのほか進んでいるという事がわかりました。 ・何をおいても行動が大事。最初の一歩は小さくても踏み出すことが大事。 ・他責にしない。

  33. 多くの考えや意見を聞くことができてとても楽しい時間でした。人の話を聞くことの大切さ、正しく情報を伝えることの難しさ。何事においても、まず自分から行動することが重要である。

  34. 有意義な話し合いでしたが、イメージどおりの街をつくるのは色々と問題が多く目先で解決するものでない。今後も引き続き開催してください。

  35. 大切なのは、やはり"絆"。人と人、人と自然、そして人とと生き物たち、こららがうまく繋がっていれば、あらゆる分野で今より大きな成果を発揮し、暮らしやすい豊かな安心・安全な社会になっていくだろう。

  36. こういった話し合う機会は大事である。

  37. ・川越はほどよい(環境をもった)街である。 ・人と人が適当に世話をやきあう街。 ・アメニティ豊かな街かわごえ。 ・利便とリスク ・メールを活用。ただし人と人との会話も大切。うまくメールを活用する。

  38. かわごえカフェは良い企画でした。各々が想いを話せるようですね。まとめ・・・は出来ないが、思いやりの感性が広がり、深まりました。

  39. 皆さんの人生それぞれだということを感じました

  40. 街づくりは人づくりだね。コミュニケーションの大切さ、親からありがとうをいうことで子供も感謝の表現をする。これは常識であること。  かわごえカフェは良かった。楽しかったです。

  41. 学校のバリアフリー化が進んでいない。野菜づくりがストレス解消になり、元気になる。

  42. 日ごろほとんど考えたことのないテーマについて、いろいろな意見を聞かれて参考になりました。すべてのテーマが関連していることを感じた。

  43. 人の考えは千差万別であるが、求める理想の形は似通っていることを感じることができた。議題にかかわらず、人としての礼儀が必要とされるのだと気づかされた。

  44. 他の人の話を聞くことにより、多少今後の行動の範囲を広げるヒントになりました。

  45. 自分は旅行が好きで、よく「自然が多いところに住みたい」と思っていたが、年配の方の意見を聞くと、利便性が良いことがかなり大事であることがわかった。

  46. 人と人とのつながりがやはり大事であるということ。気軽に近所の人に声をかけられるような社会が良い。積極的に自分から地元のイベントに参加することが良い。

  47. 発表とかがないので、気軽に意見が言い合えてよかったと思います。

  48. 気持ちが人を動かす。記憶を次世代に伝える。相手を「教育」することは自分を「教育」することなのかなあ

  49. いろいろと興味、考え方があり、まとめようとしなければ有意義な時間が過ごせます。縁側の効用という話が会話の中であり、いろいろな分野で活用できると感じました。

  50. 自然があろうと環境がよいといっても、利便性や安全性も生活のうえでは前提として求められる。あまりにいろいろな意見がでてまとまりがつかないものだ。まとめるのは難しいが、いろいろな引き出しがあるものだ。かわごえカフェはそういう場になるということがよくわかった。結果は伴わなくとも、機会はもちたい。

  51. 色々な立場の方と交流することにより、皆環境を良くしたいと思っていることがわかった。環境の広範囲で、子供に色々な体験を通して、ボランティア精神が伝わると良いのでは。

  52. 印象に残ったことは、・川越に関してぜんぜん知らなかったこと。 ・心は目に見えなくとも、行為は見えてしまうこと。 ・まちづくりをするためには、まず自分の街を好きになることが重要なこと

  53. いろいろな人の意見と自分の意見を交わすことで新しい意見が次々と生まれてきたのがすごいです! 人との会話が重要。まずは挨拶や感謝の言葉を言う

  54. かわごえカフェは始めての経験でしたが、とても楽しく話し合いに参加できました。

<環境>


  1. 環境のテーマのテーブルであったが、範囲が広く何の環境について話すのか決めにくかった。環境は生活であり、生活の中に5つのテーマが存在することが今日の結論かもしれない。

  2. 昔の環境を取り戻すのではなく、新しい時代の環境づくりが必要。環境づくりのためには、新しいコミュニケーションの形が求められる。その意味で「かわごえカフェ」はすばらしい。

<福祉>


  1. 福祉では、地域の力が重要で、困った人や何かしてあげたい人との助け合い、そのためには普段から挨拶、声かけが大切になる。

  2. 高齢者の介護、交通の便が悪い場合の足の確保などの問題が話し合われた。福祉に関しては、行政の施策に頼るだけでなく、地域で助け合うことの必要性がある。そのためには、普段から笑顔で声かけをすることが大切だと感じられた。

  3. 福祉、教育とわける事なく、手をつないで改善していければもっと住みよい川越市になると思います。

  4. 福祉の面で、年齢で担当が変わっていくが、その人に合わせてより良いフォローができるといいな

  5. 福祉は幅が広いですが、最近では声かけや手助けなどもだんだん少なくなっています。こうした問題を解決するのは大変だが、私はコミュニティー機能と自治体などの仕組みをつくり、やさしい福祉になればと思っています。

  6. 福祉というテーマで話し合ったが、高齢者福祉の意見しか出なかった。これは誰もが迎えるテーマであるため、身近に感じられるからだと思う。

  7. 高齢者の方のためのシャトルバスをもっと走らせる方が良いという意見が出たが、川越のシャトルバスは本数が少なく、尚且つ赤字で利用者が少ないという意見がでて、シャトルバスを増やすことが必ずしも正しいわけではないことがわかった。

  8. 子供を地域ぐるみで育てる。子供をたくさん育てられる社会が居心地のいい街になる。福祉は老人よりも若い世代、身障者に手厚くすべし。

  9. 高齢化がすすむなか、自分たちの力でお互いにたすけあっていく必要性がある。そのためには常日頃から周囲の人たちと笑顔で声かけをしあうことが大事

  10. 普段のつきあいがないと頼みにくい、頼まれにくいと思う。ボランティアをしたいと思う人は大勢いるが、それに実行がむすびついていない。コーディネーターがほしい(お助け隊のような)

  11. まだ日本は充実した福祉とはいえませんが、老人が安心して生活できるよう国の方も考えてほしいと思います。高齢化社会と福祉の充実。

<観光>


  1. 観光面から、1、観光で車で来る人は道が狭い、2、住んでいる人が休日は混んで住みずらい。解決策として、休日は車をシャットアウトして、街の中に地下鉄を通す、あるいはバスで循環させる

  2. 埼玉県で住みたい街NO1として、川越市民が街を知る、歴史を知る、案内標を多く建てる。旧の町名にかえてはどうか。おもてなしの心、笑顔が大切。交通機関、駅を1つにする。街をきれいにする

  3. 一番街だけでなく周辺の史跡を観光にしてもらう、農園とホームステイで都会人を呼ぶ そこで親子参加をして、子供に親の教育をしてもらう(子が育てば、親も育つ)

  4. 「観光」について、魅力的な施設や安全な交通などの整備が必要であるが、客を迎える側にたって、一人ひとりができることは、川越を愛し、川越を知り、川越を歩くと共に温かく観光客を迎える心遣いを持ち、何回も訪れたい街にしていきたい

  5. ・川越のシャトルバスは赤字だが、がんばっている。廃業すると市民の足がなるなる。 ・川越は他の街と比べ、自然があるし、観光がある。しかし、道路整備が問題。「観光」か「地元」かターゲットをしぼるといい。 ・地元民が商売しているのが川越のいいところ

  6. 観光のテーブルでは、市民が体験する川越観光ツアーや歴史が学べる寺小屋風施設、トイレや案内図の充実を図る良い

<教育>


  1. 1.子供たちに川越の良さを教え、自信を養い、次代に川越街づくりを継げる(教育は大事だ)2.親がしっかり自覚して子供と育てる。

  2. 少子化が叫ばれているが、一方で振興地域では教室が足りないとの声もある。教育と福祉との一体化。登校する小中学生に大人が声かけをして、見守っているんだよということを伝えていきたい。

  3. 価値観がなくなることで様々な問題が発生。子供の教育から価値観を植えつける

  4. 歴史と教育の結合/学校の作る場所/子供とおばさん/子供の遊び場/あたらしい家庭のデメリット

  5. 川越の歴史、文化を伝える教育を進めたい。

  6. 人間関係が希薄な時代に、人間孤独になり、様々な問題が起きている。家庭の絆、社会の絆を深めるための人間教育、心の教育を充実し、支えあってよき街川越で安全に生きたい。

  7. 川越のかくれた歴史に目を向けていけると、地元の良さの再認識になります

  8. 学校教育で「コミュニケーション能力」向上を第一に。16~20才くらいの青年教育が必要

  9. 子供たちの教育のあり方への不安(塾産業など)。生きる教育の偏りを感じる

  10. キーワードは、過保護、車社会の見直し  

  11. ・地域のコミュニティ。 ・子供たちを川などに近づけないようにしているが、これをやめる→親の教育。 ・地元の再発見

  12. ・歴史的な認識を持つ若い方からの意見がたのもしい。是非古い文化を大事にしてほしい。 ・家庭の中で日常的にみにつけていくものがある(家庭教育) よい生き方をする人間になりたい。小さいときから生きる力をつけさせていく。顔の表情が大事、笑顔。 ・木を植える、公園の整備など 体験を通しての環境の大切さを知る

<安全>


  1. 安全はコミュニティー、近所づきあいの再生・構築から生まれる。では、コミュニティの再生、近所づきあいの深まりは「挨拶」話し合いの試みから。

  2. 高齢者に対しての防犯に絞り込んで話し合いをしました。相手を知ること、同じ目線に立つ、連携、好奇心をもつこと、個の意識を上げていくには行動すること

  3. 安全について話しあいをしましたが、つまるところ、人とのつながりの良いところは、地域の安全につながるという結論でした。安全として、食のこと、防犯のこと、防災(地域のハザードマップ)、交通(自転車専用道路などほしい)など意見がたくさんでました。地域の安全で、見守り隊が機能するのではないか、ボランティアNPOなどで近隣に出来るといいねとの話もでました。また、「あいさつ」が人とのつながりの基本だという意見でした。まずご近所の人とのあいさつが大切だねとのことでした。

  4. 初めての参加ですが、「安全」をテーマに防犯から食の安全について意見の交換ができ楽しかったです。これからも参加したいです。

  5. 挨拶→つながり→安否確認→安全。活動(掃除など)への参加。集まれる場所(公園や商店街)→つながりをつくる

  6. 生活環境。暮らしやすい街。買物・病院・いやしスポット、人間関係、コミュニティ、笑顔のある街。商店街、個々に顔を合わせて近所づきあい。声かけられ運動。