皆の目で川越のチョウを―調査へのご協力を―

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 自然環境部会ではこれまで2年間にわたり「川越のチョウ」を移入種にしぼって観察をお願いしてきました。その結果は、かわごえ環境フォーラムで報告し、報告書にも掲載してあります。しかし、観察者が少ないために川越市内の実態の把握できませんでした。
 今回は、調査するチョウの種類を増やして、身近に見られるチョウを中心に分かる種類を調査することになりました。モンシロチョウ、アゲハチョウ、ツマグロヒョウモン、カラスアゲハ、などチョウや幼虫、サナギを見つけましたら、ご一報ください。
 チョウの役割は、私たちの目を楽しませることではなく、チョウは食草や環境によって生育する種類が異なり、また温暖化の影響で北上しており環境指標となります。また生物の進化、花との共生の結果として、生物多様性を構成しており不可欠の存在です。
 今回はチョウに詳しい猪俣会員が同定や観察のコツをお教えします。また、チョウ観察の手引きというべき「川越のチョウ」を作成する計画もありますのでご期待ください。(過昌司)