吉田・笠幡・福田3地区田んぼからの報告(かわごえ里山イニシアチブ)

第2回説明会参加者(後列中央筆者を除く)
第2回説明会参加者(後列中央筆者を除く)

第1回明会参加者(前列、後列右)
第1回説明会参加者(前列、後列右)

吉田地区からの報告
  前月号で紹介した"川越の輪"を意味する「"かわわ"シェア田んぼ」1号田が幸先の良いスタートを切りました。12月と1月の2回に分けて説明会と現地研修会を開催したところ募集口数の10口がほぼ埋まりました。
 池袋、越谷、遠くは横浜などから参加され、農的な生活で人生の大切な何かを得たい、無農薬米を家族みんなで自給したい、田んぼでわくわくどきどきする体験をしたいなど、田んぼに対する思いは皆それぞれですが、今後に期待できる説明会となりました。
 「かわわシェア田んぼ」は1枚の田んぼを非農家のみんなで、無農薬で米作りをする小さな第1歩ですが、休耕田を減らし生きものの賑わいを取り戻す大きな第1歩となることでしょう。
 かわごえ里山イニシアチブとしては、今後応募希望者に応じて2号田、3号田と企画していきます。 
 また、吉田の田んぼでは非農家による取り組み、福田の田んぼではふゆみず田んぼやはるみず田んぼによる大規模農家さんによる取り組みと、生きものの賑わいを取り戻す活動を推進していきます。今後の田んぼの問題解決の試金石ともなりそうです。
(増田純一)