私のエコ暮らし(7)私の試み

石けん作り風景
石けん作り風景

生ごみ処理対策
生ごみ処理対策

 公民館の講座で生ごみが肥料になるというEMを紹介した家庭菜園の勉強会に行きました。平成5年にEM青葉の会が発足し今日に至っています。
 生ごみを活かすのにEMの他には段ボール、堆肥というのが手軽にできそうです。ミカンの段ボール箱(10kg位)に腐葉土5kg、米ぬか3kgを混ぜ床にし、細かめにした生ごみに米ぬかを混ぜ床に入れてかき混ぜる。箱は布でおおい虫をよける、暖かい所に置く。
 詳しくは、農文協『農家に教わる暮らし術』を参考にしてください。
 ごみは分別して、紙類、プラスチックとしてリサイクルに回すようにしています。
 また、洗剤にこだわっています。使うのは石けんで合成洗剤は使いません。食器を洗う時はシリコンのヘラや新聞紙で汚れをぬぐい取ってから、洗濯は下洗いをします。水だけでもけっこう汚れは落ちます。その後、汚れに溶かした粉石けんをぬってつまみ洗い、百均のたらいの中で踏み洗いをしています。すすぐ前に1回軽く脱水をし、たらいに戻し、すすぎ、脱水です。洗濯機の洗い上りに不満でしたが、今はこれに落ち着いています。
 生活排水は川や海へ流され、石けんは1日で水と二酸化炭素に分解され、石けんカスは微生物のエサになります。その点合成洗剤は21日で8割分解、10年以上完全分解されず留まっています。生物に悪影響を及ぼし環境を破壊しているそうです。
 できれば、石けんを使いましょう。そして、洗剤は必要最小限だけ使うように心がけましょう。
 小さなことでもみんなでやればきっと環境はよくなると思います。
(大川原和江)