幼児向け環境教育プログラム作成委員会(2015年1月度報告)

 1月20日(火)10:00-11:30に、第3回幼児向け環境教育プログラム作成委員会を、市役所地下修養室にて行いました。賀登委員、松尾委員、森下委員、横山委員、飯島事務局の5名参加で行いました。
 第2回委員会では、3候補のキャラクターのうち、五百羅漢のキャラクターが選択されましたが、その一方で懸念された宗教色について、行政、保育園園長等に確認した内容(特段宗教上の問題はない)を提示しました。なお、本委員会でも、松尾委員から、平成18年に改訂された教育基本法によると、第15条に宗教教育についての項目があり、「宗教に関する寛容の態度、宗教に関する一般的な教養及び宗教の社会生活における地位は、教育上尊重されなければならない。」とされていることや、第2条5には、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」という一文があることから、過敏になることはないのではないかという意見がでて、本委員会内の見解として、宗教上の問題を検討したが、問題なしということで扱うこととなりました。
 従いまして、キャラクターは五百羅漢を参考に、キャラクター名は「らかんさん」で決定しました。
 なお、本委員会では、キャラクターを決定しましたが、これを具象化したプログラムをつくることについては、来年度の保育課の方針を確認してから活動することとし、次回委員会の日程を確定することなく、必要なときがきたら、その時点で日程調整し、委員会開催することとなりました。
 幼児向け環境教育プログラムはすでに、こどもの根っこを育てる会で「森のムッレ教室」のプログラムがあること、このプログラムで登場するムッレというキャラクターをらかんさんキャラクターに変更することで、対応は早いという判断です。なおかつ、らかんさんキャラクターを本委員会で創り上げることよりも、むしろ使用する保育士が自由に創造していくことで、最終利用者の保育士自身がキャラクターに愛着を持っていただくことができ、利用してもらいやすいと判断したためです。
(事務局 飯島希)