月刊 かわごえ環境ネット 2015年3月号 No.101
<ダウンロード>
- 月刊 かわごえ環境ネット 2015年3月号 No.101(2015年3月3日発行)(PDF, 5.2MB)
*Webへの掲載が3月6日になりました。また、目次等の掲載が遅れており申しわけありません。
【巻頭言】環境基本計画を私たちの希望に
次年度、川越市環境基本計画の見直しにより新しい計画が策定されます。市民の意見を計画に反映させるため、かわごえ環境ネットではかわごえアジェンダ21推進委員会において1年間にわたって次期環境基本計画の見直しにあたっての行政への提言について検討を積み重ねてきました。
この10年間の川越は、ソーラー発電、自転車シェアリング、緑のカーテンと前進した面もありましたが、一番は東日本大震災による節電の体験が大きかったのではないかと考えています。しかし開発も進み緑地もじりじりと減少しており、電力使用量も減少から増加に転じてきています。
今後10年間は期待と不安の交錯した時代となるのでしょうか。人口が減少する社会で開発と保全のバランスをうまく取っていかなくては持続可能な発展は望むことはできないでしょう。これからの課題は、電力の自給率の向上、エネルギーメタボのダイエット、環境保全型農業の推進、そして自然を守る生物多様性保全戦略の作成など、どれをとっても簡単に実現できる課題ではありません。私たちは日頃からエコライフやモニタリングなどの活動に取り組んできました。この活動を生かしながら、未来の環境への責任を果たすために積極的に発言・行動をしなくてはならないと思います。
計画や目標は時代のうねりを受けて思い通りにならないこともありますが、これから策定される環境基本計画に夢と希望を託し、その実現に向けて毎日の積み重ねを続けたいと思います。
(かわごえ環境ネット副理事長 過昌司)
<目次>
- 【巻頭言】環境基本計画を私たちの希望に 過昌司---1
- 【コラム】川越の自然を訪ねて(30)チョウの紹介(その3)タテハチョウ 猪俣昇---2-3
- 【コラム】私のエコ暮らし(8)「エコロジー」と「エコノミー」な生活 板野徹---3-4
- 【報告】かわごえ環境ネットの活動(2題)---4-7
- 第13回かわごえ環境フォーラム(速報)---4-6
- 緑のカーテン普及活動(その1)---6-7
- 【報告】会員・流域の活動(3題)---7-9
- 「こもれびの森」枝打ち体験 小瀬研究室(こもれびの森・里山支援隊)・小瀬博之----7
- 河南親水公園・整備活動 南小畔親水クラブ・原嶋昇治----8
- 川の再生交流会に参加して 原嶋昇治---9
- 【報告】理事会・専門委員会からの報告(5題)---10-11
- 理事会 過昌司---10
- 事業運営委員会 村上正明---10
- 社会環境部会 原嶋昇治・濱尾春子---11
- 自然環境部会 賀登環---11
- かわごえアジェンダ21推進委員会 小瀬博之---11
- 【予告】トピック①:地域生活情報アドバイザー実践講座(Facebookで地域を知ろう・つながろう)---12
- 【予告】トピック②・後援:かわごえ里山2015田んぼフォーラム---12
- 【予告】トピック③・後援:講座・見学「かわごえの生き物をたずねて」(生物多様性について考えよう)---13
- 【予告】かわごえ環境ネットの主催・関連行事---8-10
- 【トピック】「第13回かわごえ環境フォーラム」2月21日(土)開催---8-9
- 【予告】かわごえ環境ネット主催・関連行事一覧---13-15
- 会合---13-14
- 全体行事・後援事業---14
- 自然環境部会主催行事---14-15
- 【予告】会員・関係団体の主催・関連行事---15-17
- NPO法人武蔵丘陵森林公園の自然を考える会---15
- 福原ファームクラブ---15
- みなみかぜ いきいき田んぼの会(川越生物多様性有機農法で地域づくりに取り組む会)---15-16
- かわごえ里山イニシアチブ---16
- 東洋大学小瀬研究室(総合情報学部、こもれびの森・里山支援隊)---16
- クリーン&ハートフル川越---16-17
- 小畔川の自然を考える会---17
- 公益財団法人 埼玉県生態系保護協会 川越・坂戸・鶴ヶ島支部---17
- NPO法人荒川流域ネットワーク---17
- イベントカレンダー(3月4日〜4月25日)---14