【2016年2月のトピック2】<後援>2月18日(土)田んぼの生物多様性向上10 年プロジェクト全国集会in川越~生きもの育み雁の舞う里山・街づくり~

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主催:かわごえ里山イニシアチブ/ラムサール・ネットワーク日本
会場:ウェスタ川越(埼玉県川越市新宿町1-17-17/川越駅西口より徒歩5分)
参加申込フォーム:https://goo.gl/OmYGTh
問い合わせ先:info@ramnet-j.org、Tel.&Fax.03-3834-6566(担当:後藤)
詳細:http://www.ramnet-j.org/2017/01/information/3250.html
参加申し込みフォーム:https://goo.gl/OmYGTh
プログラム
9:15-12:30 エクスカーション(川越中心市街地・圃場などの見学、参加費1,000円)
13:00-17:00 全国集会(基調講演、川越からの報告、各地からの報告ほか、参加費無料)
17:00-18:00 ポスターセッションと交流会
 このイベントは、「かわごえ里山2017田んぼフォーラム」を兼ねて開催するものです。
 ラムサール・ネットワーク日本(以下RNJ)は、ラムサール条約および生物多様性条約の水田決議に基づく水田の生物多様性向上を、国際的・国内的に継続的に推進しています。
 愛知ターゲットの達成目標年である2020年に向けて、田んぼの生物多様性向上をめざす「田んぼの生物多様性向上10 年プロジェクト(略称:田んぼ10年プロジェクト)」行動計画を作成し、各地で地域交流会や全国集会を開催しそれを実践する仲間の拡大を求めて活動しています。
 かわごえ里山イニシアチブ(以下、かわごえ里山)では、RNJが取り組むこの「田んぼ10年プロジェクト」の行動計画にもとづいて活動を展開しており、このため生きものにやさしい米作りを支援し、みんなで生きものの賑わいを取り戻す活動を行っています。
 川越は、古くから「初雁」の街として知られ、初雁城を始め、市内各地に初雁に因む文化が残され、1992年には「雁(かり)」が市の鳥に指定されています。雁は豊かな田んぼを象徴する生き物で、かつては全国でその姿を見られ、川越市の伊佐沼でも記録されていますが、現在では宮城県北部などの限られた地域に追いやられてしまいました。
 その雁を再び川越に呼び戻すことを未来の目標とし、その重要な生息地になっている田んぼの生物多様性の向上をめざす取組が拡大することを願いつつ、RNJと共同主催で全国大会を川越で行うことにしました。
 2020年の愛知目標達成年まであと3年、この全国集会では、田んぼの生物多様性向上への関心が高く、また歴史・文化的にも自然との共生の想いが強い川越市での取り組みを紹介すると同時に、田んぼの生物多様性向上に取り組む全国各地の人々が、これまでの成果や課題などを発表します。
 全国集会は、3部構成となっています。
 第1部の「エクスカーション」では、川越の歴史ある雁にゆかりの地やお米にまつわる地を訪ね、江戸の穀倉地帯であった福田の田んぼやマコモ田を訪問します。
 第2部はメインの「全国集会in川越」です。
 第3部は17:00から「ポスターセッションと交流会」で、コナギやマコモ入りのお菓子や飲み物を片手に、田んぼ10年プロジェクトに関連する各地域での取り組みの紹介や情報交換を行います。みなさまのご来場を心よりお待ちしています。
(かわごえ里山イニシアチブ 代表:増田純一)

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