月刊 かわごえ環境ネット 2007年4月 No.006

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月刊 かわごえ環境ネット 2007年4月 No.006(2007年3月22日発行)(PDF,1.6MB)

<今月の主な記事>

  • 第5回かわごえ環境フォーラム
  • 自然環境部会からの活動報告
    • 第1回 ホタル勉強会
  • 社会環境部会からの活動報告
    • かわごえ環境推進員の研修会
    • 3月10日に市民の力で「小江戸川越クリーンウォーク」
  • 会員からの活動報告
    • 市民環境調査「親子で湧水探訪」(川越市環境政策課)
  • 川越市環境行政の動き
    • 組織改正のおしらせ
    • 平成19(2007)年度の環境関係事業と予算
    • 新清掃センター建設へ
    • 市長もチラシ配り 「路上喫煙防止条例」施行イベント(3月30日~4月3日)
  • 理事会・専門委員会からの報告
  • おしらせ

<花見をしながら先人たちが造り出した風景を思う>
田谷堰-氷川神社間にある新河岸川のサクラ並木(2005年4月撮影)
 記録的な暖冬も終盤にさしかかり、川越に桜前線が近づいてきました。3月末から4月上旬にかけて、今年もソメイヨシノが見ごろを迎えます。
 さて、日本の原風景のようになっている写真の風景ですが、近代になってから人の手によって造られたことをご存じでしょうか。
 田谷堰から下流の新河岸川は、昭和初期の河川の付け替えによって開削されたものです。また、ここに植えられているサクラはソメイヨシノで、1947(昭和22)年に植樹されたものです。そして、60年間にわたり人々の手で守られた風景は、しっくりと街になじみました。なお、ソメイヨシノは一代雑種で自生できないので、挿し木や接ぎ木でクローンを造り出してきたものです。
今年は花見をしながら、風景をつくり、守ってきた先人を思いつつ、将来世代が誇りに思える風景をつくったり、守ったりするために、私たちが何をできるかを考えてみませんか。
かわごえ環境ネット理事長小瀬博之