2002年度事業計画

2002年6月1日に開催された2002年度総会で承認された2002年度事業計画です。

● テーマ
 かわごえの環境を調べ、考え、活動を広める

● 目標
1. 成果を広める
・調査結果をわかりやすく表す
・活動の成果をあらゆる機会に伝える
2. 活動を広める
・多くの人が参加できるようにする
・活動の質を高め、幅を広げる

● 2002年のテーマと目標
 2002年度は「かわごえの環境を調べ、考え、活動を広める」ことをテーマとして活動したい。2001年度は柱になる活動が生まれた1年でしたが、2002年はこの柱を太くすることに重点を置きたい。
 この実現のための目標として、第1に「成果を広めること」を掲げる。専門委員会の調査結果や活動結果を、地図やグラフなどにわかりやすく加工し、広報誌・ホームページ・新聞などのメディア、アース・デイ・イン・川越などのイベントにおいて、会員以外の一般の人に積極的に伝えていく。また環境基本計画の年次報告書への活動成果の掲載にも取り組んでいく。
 目標の第2として「活動を広める」ことを掲げる。多くの人が参加できるように、活動内容・活動日時を工夫したり、調査研究活動から提案活動への足がかりをつかむことにより、活動の質を高めていく。さらに、地球環境問題への取組みや、ごみ出し辞書の作成など、新たな領域へ幅を広げることも検討する。

● 広報委員会
 会員通信は引き続き季刊とし、4月、7月、10月、1月の1日発行とする。
 総会特集号(7月1日発行)は増頁で企画し、「ホームページ」は本格開設を目指すこととする。
 対外広報や記事の充実を図るため、年度はじめまでに広報委員の追加募集を行う。また会員の投稿や情報提供を促すため、いままでに会員通信に登場した会員名を一括公表する。
 公募した、かわごえ環境ネットのロゴマークについて、2002年度総会で決める。

● 社会環境推進委員会
 地球温暖化防止のため進められている京都議定書の批准には、日本として二酸化炭素換算で12.9%の削減を求められている。この実現には市民一人ひとりが、これまでの消費行動を見直し、ライフスタイルを根底から変える必要がある。
 こうした実情を踏まえ、環境施設の見学会、研修会、調査活動のほかイベントの機会を通し、市民への環境問題への関心を高め理解を深めていくなかで環境の向上をはかることを目的としたい。物から心への豊かさへの意識を変えることを願う。

● 自然環境委員会
 今年の課題は、初心に返って自然環境を守り創出する意識をどのように高め広めるかである。そのために4月に決定した活動計画を協力し合いながら着実に実践する。
 現在急速になくなりつつある湧水などの水辺や雑木林、そしてそこに生育する身近な生き物たち。これまで蓄積してきた会員の皆さまの知識とエネルギーに応援してもらいながら川越の自然環境の保全と創造に向けて一歩一歩進んでいきたい。