緑のカーテン普及活動(その1)
パッションフルーツで緑のカーテンに取り組んで、今年は4年目になります。今までは社会環境部会として、エコプロダクツ川越で苗の配布をしてきましたが、昨年よりエコプロダクツが7月となり、緑のカーテンには間に合わなくなりました。今年からどう取り組むか、部会などで話題になり、環境政策課も緑のカーテン普及活動をしていますので、協働で行うことができないかとの話になり、本会事務局の尽力でみどりの担当と協議して、今年から協働で行うことになりました。
社会環境部会としても原嶋代表、渡辺さん、高橋さんがゴーヤ、フウセンカズラなどの苗を育て応援していただくことになりました。
私はパッションフルーツとアピオスを予定しています。パッションフルーツの苗も、今年の寒さに負けず順調に生育しています。
緑のカーテン普及活動は、地道に粘り強い活動が必要だと3年間を振り返りながら感じております。私の緑のカーテン活動はゴーヤから始まり、小玉スイカなどいろいろ挑戦してきましたが、真夏になるころ下の方から葉っぱが枯れてくる悩みがありました。そんなとき、テレビでパッションフルーツでの緑のカーテンを知ることができ、インターネットなどで調べたところ、南国育ちで寒さに弱いとあり、テストのつもりで5年前、苗探しに苦労し、手に入れ、越冬が心配でしたが成功し、緑のカーテンの始まりでした。
今では失敗を重ねて、苗の差し芽も95%の確率で成功しています。
パッションフルーツは育てやすく、虫に葉を食われることはなく、殺虫剤は必要ありません。
普及活動のネックになるのが緑のカーテンとして利用するには翌年9月ごろ、差し木しておく必要があります。6か月近く家屋内で育てることになり、手間がかかります。
目が離せないのが12~2月ごろまでで、寒さに負けないか注意が必要です。今では芽も10cmくらい元気で伸び、春を待ちわびているようです。
2月13日、環境政策課の担当者と打ち合わせして本年度の緑のカーテン用パッションフルーツ苗、ゴーヤ苗、アピオスの苗の配布日程と場所の予定が決まりました。
日程は5月1日(金)、場所は名細公民館、南公民館を予定しています。
配布予定はパッションフルーツ苗60鉢、ゴーヤ苗60鉢、アピオス苗60鉢、フウセンカズラは種で予定しています。
詳細は広報川越の3月25日号に募集要項が載りますので参照してください。
当日は苗の育て方、増やし方、おいしい食べ方など、スライドを活用し興味をそそる説明を予定し、普及活動に取り組みたいと思っています。
(井口吉三郎)