【コラム】川越の「宝」をたずねて(13)池辺公園

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池辺公園入口


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遊歩道


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境内にある伏見稲荷神社

 コラム"川越の「宝」をたずねて"は、かわごえカフェ2019のテーマ、「川越(と周辺地域)の宝を掘りおこそう」で参加者のみなさんと作成した"川越のお宝マップ"の地点を紹介していくコラムです。

今月のお宝紹介は「池辺公園」
 川越水上公園から入間川にかかる八瀬大橋に向かう道路沿いに池辺公園はあります。入間川右岸にある雑木林の池辺公園は、2008年(平成20年)に川越市が公園化し、回遊できるような歩道やベンチ、屋外用健康器具が設置されています。
 春に芽吹いたクヌギやエノキなどの木々の葉が青々と茂る池辺公園の遊歩道は、夏でも涼風が吹き抜け、埼玉県の「クールスポット100選」にも選ばれています。そして秋のお彼岸時期には、赤い彼岸花が咲き乱れ、知る人ぞ知る彼岸花スポットとして池辺公園に立ち寄る人も少なくありません。冬は落ち葉を踏み歩きながらの散歩と、春夏秋冬の楽しみ方がある雑木林です。
 なお、かわごえ環境ネット(自然環境部会)では、2008年(平成20年)の公園開園当初から、自然環境保全のための定例活動に協力しており、植物調査もしています(植物調査について月刊かわごえ環境ネット2020年6月号にて紹介)。この公園には、川越では希少な植物があったり、絶滅危惧種と言われる希少な植物も観測されたりしており、自然保全という観点からもとても大切な川越の自然です。
 池辺公園へのアクセスは、川越市内循環バス・川越シャトル(23系統)「池辺バス停」より徒歩5分。車の場合は、関越自動車道「川越IC」より8分、圏央道「圏央鶴ヶ島IC」より20分です。


(飯島希)


川越の「宝」全データのKMLファイル(ダウンロード)
https://kawagoekankyo.net/news/003176.html

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池辺公園周辺の川越の「宝」マップ(国土地理院の電子地形図(タイル)に地点を追記して掲載)