【報告】かわごえ環境ネットの活動報告  「水上公園生き物観察会」報告 自然環境部会

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バッタが逃げた!

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さあ、いっぱい見つけるぞ

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木の幹に何かいるよ

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地面を熊手で掘る

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虫を追いかけて

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みなさま、たいへんお疲れ様でした

 

 日時:2020年9月20日(日)9:30-12:00

 場所:川越水上公園

 参加者:応募参加者22名、かわごえ環境ネットスタッフ8名、川越市職員6名

 講師:谷津弘子氏(NPO「武蔵丘陵森林公園の自然を考える会」代表)、釣巻岳人氏(埼玉昆虫談話会)

 野外のイベントはいつも天候に悩まされます。猛暑の8月が終わり、9月になると今度は台風や長雨です。当日もギリギリまで雨がありましたが、明け方止みましたので実施できました。定刻には水上公園の大屋根の下に次々と親子連れの参加者が網や虫かごをもって、姿をみせました。

 この観察会は環境政策課との共催で、生き物調査員の募集も兼ねています。課長の挨拶や講師の紹介の後、2グループに分かれて河畔林に入ります。感染症対策のため参加者も例年より少なく、講師も二人お願いして、グループが密にならないよう万全の体制です。河畔林は昨年の台風で冠水し、その後手が入れられていないので小枝がからんでいたり、雑草が伸び放題の所もあったりします。でもこれがけっこう生き物には居心地がいいのでしょう。チョウやバッタ類が飛んでいます。

 この日の参加者は、かなり虫に親しんでいるお子さんたちと見え、小3の女の子が網を振って、走る、走る...ついにアゲハチョウを捕まえました。他の男の子もチョウやトンボ、バッタを走り回ってゲットです。講師の谷津さんが虫メガネでよく見て、「これはクルマバッタモドキかな」などと会話しています。このように夢中で虫を追いかけている風景は、我々シニア世代にもあったような気がします。そのうち、雨が降り出しましたので、少し早いですが終了となりました。釣巻講師のグループはためになるお話がたくさん聞けたようです。

 このたびは、親子連れの参加者が多かったので植物にはあまり視線がいきませんでしたが、なかなかどうして、この川越水上公園は植物に関しても貴重なものが多くあります。散策にはとてもよいところです。                                                               (賀登環)