2010年11月アーカイブ

地味な色にくすんでいると思われる雑木林は今、美しい紅葉の季節を迎えています。林には多くの色に満ち溢れていますが、今回は林に多い色をお送りします
。
この木はウワミズザクラと言います。春に白い穂の花を咲かせます。夏に赤い実が
なり鳥の餌となります。紅葉は薄い橙色です。

この木はアカシデといいます。早春にうす赤い花を咲かせます。秋には真っ赤に色づいた葉が見られます。

雑木林の代表的な木です。黄茶色色に染まります。そして茶色になり落葉します。

林に多い木です。5月に緑色の花を咲かせ、秋に赤い実をつけます。黄葉は黄色ですが透ける色です。上から太陽の光を浴びると林が明るくなります。
今年は猛暑の影響かいつもよりは少し遅れていますが、今しか見られない雑木林の風景です。落葉する前の一瞬の輝きです。

10月26日に木枯らし1号が吹きましたが、その後小春日和が続きましたが、11月3日に林のそばで冬鳥のジョウビタキの姿が見られました。その後アオジの声も聞こえ、冬がまじかになってきました。下草刈りをしていると、薄青色のリンドウが見つかりました。

この花は晩秋に咲く雑木林の最後の花です。
林の下草刈りは、手鎌で行なっていまして、シノ竹のみを選択的に伐採しています。