雑木林-秋の花

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林の木漏れ日を利用してゆっくりと生長して晩夏から秋に花を咲かせます。木々のもとで薄暗くなった林に白い花が浮かび上がります。ヒヨドリバナです。乾いた山地に生えるキク科の植物です。ヒヨドリが鳴く頃に咲くと言われていますが、ヒヨドリはいつもいますので。
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この花はオトコエシでおみなえし科の草花です。日当たりの良い山野に生えるので、雑木林では珍しい花です。これまで1度しか見たことがありませんでしたが、今年比較的日が差込む林でまとまって咲いているのを見つけました。お盆に使う女郎花は黄色い花ですが、この花は白です。そして、実は団扇のような形をしています。高尾山では道端で見ました。
この後は、ハエドクソウ、シラヤマギクとツリガネニンジンが秋の花として咲き出します。そして林は秋の盛りを迎えます。

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このページは、suguruが2010年8月13日 14:49に書いたブログ記事です。

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