ジョイフルの里山で、1cm位の糞虫を見つけた。
見つけたのは、小学3年生、こどもの観察力には驚かされることが多い。
散歩道のロープを支える杭の上で発見した。聞かれてコガネムシと答えたが、正式名称を調べたく、デジカメにおさめ、昆虫図鑑で確認したところ、センチコガネと判定した。間違っていたら、ご指摘ください。センチコガネの仲間には、オオセンチコガネがいるが、判別は難しいとのこと。センチコガネは、和名で雪隠黄金と書く、糞など食する。ファーブル昆虫記にあるスカラベ(フンコロガシ)とは違う種類だそうだ。森をきれいにしてくれる。写真で見ると、甲羅の輝きはすばらしい。自然に驚かされた一瞬でした。
今一つ、アカスジキンカメムシ?の幼虫が、サワフタギの葉にとまっていた。デジカメで拡大して見ると赤いすじが入っていた。カメムシは臭いものだとしか思っていなかったが、カメムシの背中模様の世界はとても多様でおもしろい。
話はかわるが、川越市内から、東京スカイツリーの見えるところを探していた。武蔵野線の北朝霞~西浦和の荒川鉄橋上で車内から確認できたが、そこは川越市内ではない。そこで新河岸川・新扇橋からは、見えるだろうと目安を立てた。その前に、久津間先生の案内で「崖っぷちを歩く:川越台地の地形と地質」を思いだし、近所の烏頭坂・熊野神社に行ってみた。崖からついに発見、当然、新扇橋からも見えた。35km以上は離れていると思う。烏頭坂付近は、標高20m位あり武蔵野台地・川越台とよばれ周囲を入間川・荒川のつくる低地に囲まれた舌状台地(ベロのような形で突き出しているので)にある。
(2011年12月17日に投稿いただいた記事をホームページ担当,小瀬が2012年1月5日に掲載しました。)