東洋大学川越キャンパスからの花だより(4月11日号)

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花びらが舞うソメイヨシノ

 今日は、原稿の締切と明日の授業の準備のため休日出勤です。職住近接なのでほとんどホームオフィスですが。今日は、大越記念庭園以外の花だよりをお届けします。
(このペースですと3日坊主になります)
 東洋大学小瀬研究室では、4月16日(金)に第2回川越キャンパスエコツアーを開催します(詳しくは東洋大学ホームページをご覧ください。14日まで申し込みできます)。

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東洋大学南側交差点の敷地角に咲くセイヨウアブラナ(上の写真)。小畔川に咲いているのはセイヨウカラシナ(下の写真)が多いです。けっこう長く花が楽しめます。

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東門入口にあるリョウブの新芽。大越記念庭園には、なぜかリョウブはここにしかありません。

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ハナズオウの花が咲き始めました。16日にはちょうど見ごろになるのではないでしょうか。

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ソメイヨシノは花びらが舞っており、花見にはうってつけですが、休日の大学構内なのでひっそりとしています。いい風景を独り占めです。

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学内ではけっこう植えられているウメモドキの新芽です。

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イロハモミジの花が今ごろ咲くのを初めて知りました。新芽のころに赤く見えるのは花だったのですね。ソメイヨシノが目立ってしまうので、他の花はほんとうに地味に見えます。秋は主役になりますが。

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校舎のまわりに植えられている灌木(低木)もひっそりと花を咲かせています。ツツジが咲くとけっこう目立つのですが、上の写真のアセビは小さな白い花(こう見えて「馬酔木」と書くぐらいの毒草だそうです)、下の写真のヒサカキは隠れるように咲いているのであまり目立ちません。でも、ヒサカキはヒノキの陰樹林の下にたくさん生えていて、今の時期スパイシーなにおいをキャンパス中に漂わせています。Wikipediaには、探偵ナイトスクープで「インスタントの塩ラーメンの粉末スープのにおいに似ている」と書いてありますが、ハエが寄ってくるぐらいなので、もっとスパイシーというか、ちょっと鼻につくにおいです。果たして大学の人は、このにおいの主に気づいているでしょうか。

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こもれびの道の4号館側終点にあるレンギョウ(ですよね)。はじめて発見しましたが、この黄色い花も大学構内ではけっこう見られます。

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私の研究室では、小岩井農牧株式会社と共同で湿生植物による屋上緑化実験を大学構内で実施していますが、主な植物はアゼスゲ(カヤツリグサ科)です。この時期にちょうど花が咲くのですね。イネ科もカヤツリグサ科も花はとても地味なので目立ちませんが、緑とのコントラストがなかなか美しいです。

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このページは、KOSE Hiroyukiが2010年4月11日 11:39に書いたブログ記事です。

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