東洋大学川越キャンパスからの花だより(4月21日号・ウワミズザクラ開花の巻)

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 ウワミズザクラがやっと咲き始めました。まだほとんどの花は咲いていません。今日はひとりエコツアーになってしまいましたが、こういうときに限って絶好の晴天でした。気温も高いので、今日だけでけっこう開花するものと思われます。

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 ウワミズザクラは、大越記念庭園の池の南側に少なくとも5本あることを確認しました。実はヤマザクラよりも若干数が多いと思われます。多くは高木になっており、ソメイヨシノに見慣れていると、何て大きな木なのだと思います。写真は、明るい緑の葉の樹木が3本並んでいますが、左からウワミズザクラ、イヌザクラ、ミズキです。どれも開花寸前ですので、この天気と気温が続けば、今週から来週にかけてきっと見ごろを迎えることでしょう。

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ウワミズザクラの花のアップ。本当に小さな花なので、はるか高いところに花があるとよくわかりません。

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イヌザクラはもう少し開花まで時間がかかる感じですが、今日はとても気温が高い(25℃近くまで上昇した)ので、今日中に開花しているかもしれません。

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ヤマザクラの実は、日に日に大きくなっています。これだけ実がついているのですが、熟すころにはほとんどなくなってしまいます。鳥にとっては格好のえさなのかもしれません。

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 左がヤマザクラ、右がウワミズザクラの幹。同じサクラでも咲き方も違えば幹の模様も大きく異なります。

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 ミズキの葉は名前の通りしなやかでみずみずしい感じがします。花が咲きそうです。樹形が独特なので、覚えやすい木です。

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 水路沿いには、コバキボウシ(小葉擬宝珠)(だと思うのですが)が群生しています。葉の形がきれいなので人為的に植えたのではないかと思ったりしているのですが、野草として図鑑等にも掲載されていますね。夏に花が咲くそうなので確認してみたいと思います。

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同じく池の近くにこの花がたくさん咲いていますが、昨日はジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)だと思っていたのですが、葉はムラサキケマン(紫華鬘)もあり、果たしてどちらかとても迷うところです。ところが、ニンジンのような葉の先には花がありません。両方が同じところに生えているのかとも思うのですが、いかがでしょうか。

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 ここで見かける又は聞こえる鳥は、私がわかるものだけですがキジバト、シジュウカラ、ヒヨドリ、カラス(ハシブトガラスかハシボソガラスか)、ムクドリあたりで、このあたりではどれもよく見かけるものです。キジバトは、羽を広げて日光浴でしょうか。

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 校舎周辺に記念樹として植えられたハナミズキがたくさんありますが、メディアセンター入口の右側にある白い花のハナミズキが、咲こうとしています。

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このページは、KOSE Hiroyukiが2010年4月21日 16:14に書いたブログ記事です。

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