東洋大学川越キャンパスからの花だより(5月18日・エゴノキ開花の巻)

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 5月13日につぼみだったエゴノキが、いっきに見ごろを迎えています。雑木林のあちこちで見られる木ですが、大越記念庭園のせせらぎ付近のエゴノキはたくさんの花をつけていてとてもきれいです。花の時期はあまり長くないと記憶しているので、お近くに来られた方はぜひお越しください。

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 エゴノキは比較的ヒョロヒョロと伸びている木が多いのですが、ここは複数の幹が放射状に枝を張っていてとても見事です。

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 クマバチも蜜取りに余念がありません。ハリエンジュでもよく見かけますが、どこに巣があるのでしょうか。体格の割に羽が小さくて、理論上は飛ぶのが難しいと書かれているクマバチですが、クマンバチと言われるスズメバチと違って、人を刺すことはないようです。でも、羽音がとても不気味で、一瞬危険を感じてしまいます。

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 4号館前の記念樹であるクスノキにも花が咲いていました。クスノキもほとんど花の記憶がないと思ったら、とても地味な花なのですね。こちらもびっしりと花をつけていますが、見ごろというような花ではありません。

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 シラカシの新葉はちょっと遅めの出現。赤茶色の小さな葉が、古い葉の先にたくさんついていました。

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 大越記念庭園の地面で同じ実を見ていたのですが、4号館の木を見てわかりました。ヤマグワだったようです。この実は熟すととてもおいしいのですが、果たして熟すまでここにあるでしょうか。

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 情報第2実験棟裏のハリエンジュ。ここは校舎の建設で5本ぐらいあったハリエンジュが1本のみになってしまいました。ここでもたくさんのクマバチが蜜を取っていました。

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 研究室では、学内で企業との共同研究で屋上緑化の実験を行っています。上はアゼスゲ、下はシバ。これらも地味めの花や実ですが、成長期を迎えています。

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このページは、KOSE Hiroyukiが2010年5月18日 11:04に書いたブログ記事です。

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